犬を飼っている方でも意外と多くの方が悩んでいる、家の中でのマーキング。
実際に我が家でもマーキングをしてしまう愛犬が家の中でオシッコをしてしまうことに長い間悩まされてきましたが、色々な方法を試していくうちに、ある程度の解決策を見つけたので、ご紹介していきたいと思います!
我が家での解決策をご紹介しており、すべての犬に当てはまる訳ではないのでご了承下さい。
目次
マーキングをやめさせるのは難しい…
まず第一に我が家の愛犬がマーキングをしていて感じたことは、大人になった愛犬のマーキングをやめさせることは難しいということです。
インターネット上にある他の記事等では、再トレーニングをしてマーキングをやめさせましょうと書かれたものを多く見かけますが、大人になった犬のマーキングを再トレーニングで直すことは、トレーナーの方でもない限り余程難しいことだと思います。
実際に我が家でも再トレーニングを行ってマーキングをやめさせようと、しばらくの間様々なことをやってみましたが、とても難しく断念せざるを得ませんでした。
そもそもマーキングをしてしまうわんちゃんは、家のトイレでおしっこをしないという子も多いかと思います。
すべての人が再トレーニングが不可能というわけではないと思いますが、結果が出るまでに数ヶ月〜数年と長い時間がかかりますし、ご自身で行ったトレーニングが愛犬に合った方法として正解なのかどうかを判断するのも難しいのではないかと思います。
家の中でのマーキングを完全にやめさせたいと思っている方で、ご自身で再トレーニングをやってみてもマーキングが直らなくて困っているという方は、ドッグトレーナーといった専門の方にお願いすることをおすすめします。
マーキングをするのは分離不安症かも?
犬が家の中でマーキングをしてしまう原因は様々ですが、主な理由としては
- ストレスによるもの
- 縄張り意識から
- 恐怖心から
など様々な原因があります。
個人的な意見としては、家の中でマーキングをしてしまう原因の多くはストレスによるものではないかと思います。
その中でも飼い主がいなくなると、不安からストレスを感じて問題行動を起こしてしまう【分離不安】の可能性があるかもしれません。
分離不安になると、飼い主がいなくなれば声が枯れるまで吠え続けたり、部屋の至る所でマーキングをしたりと、様々な問題行動をとるようになります。
分離不安になる原因としては、環境の変化が大きいようで
- 引っ越しをした
- 新しい家族が増えた
- 子犬の時期に長時間の留守番をしていた
- 留守番中に怖い思いをした
などの理由が原因で分離不安を発症してしまうことがあり、飼い主さんが思っているよりも愛犬は強いストレスを感じているかもしれません。
愛犬が分離不安とわかったらまずは動物病院で診てもらうことをおすすめします。
分離不安を知るにはペットカメラがおすすめ
分離不安は飼い主さんが外出していなくなると症状がひどくなってくるので、愛犬が分離不安かどうかを知らない飼い主さんもいらっしゃるのではないかと思います。
愛犬が分離不安かどうかを知るにはペットカメラがおすすめ!
ペットカメラをご自宅に設置することで、留守番中の愛犬の様子をリアルタイムで確認することができます。
この記事を書いている私もペットカメラを自宅に設置したことで、愛犬の普段の様子を知ることができるようになり、分離不安に気付くことができたので、まだ使ったことがない方にはとてもおすすめしたいアイテムです!
ペットカメラについて詳しく知りたい方は、こちらの記事でもご紹介していますので参考にしてみて下さい!
後から叱ってもあまり意味はない
飼い主さんが帰宅した時に愛犬のマーキングを見つけて叱っても、ほとんど意味はありません。
叱ることでマーキング癖が直ることはありませんし、分離不安のわんちゃんであれば余計にひどくなってしまうこともあります。
おすすめの解決策!
それでは本題である家の中でのマーキングへのおすすめの解決策をご紹介していきたいと思います!
オムツを履かせる!
マーキング対策の本命とも言える対策としておすすめなのが、犬にオムツを履かせることです!
ここまで記事を読んで、本命の対策がオムツを履かせること?と思われた方も多いかもしれませんが、実際に愛犬のマーキングで悩んでいた私も、オムツを履かせるようになってからはマーキングのことで悩むことはほとんど無くなりました!
もちろん根本的にマーキングをなおすことも大切ですが、それが難しいことも多いと思いますので、なおそうとするのではなく悩みにしないという方法を試してみるのはいかがでしょうか?
犬用のオムツの中でもマナーベルトのような腰に巻くタイプのオムツは時間が経つとズレてきて付けている意味がなくなってくるので、マナーベルトを単体で使うのはおすすめしません。
個人的におすすめしたいのは、履かせるタイプのオムツにマナーベルトを重ねるとズレにくくなるので長い時間でも安心して履かせることができます!
また紙タイプのオムツは使い捨てなので、毎日使うのであれば、その分お金もかかってしまいます。
布タイプのオムツであれば繰り返し洗って使うことができるので、洗うのが苦でない人であれば経済的に使うことができておすすめです!
1人で過ごす時間をなるべく減らしてあげる
わんちゃんも家に1人で閉じこもっているとストレスも溜まってしまいます。
分離不安のわんちゃんであれば、なおさら飼い主さんがいないことにストレスを感じていることでしょう。
仕事や用事で外出することはしょうがないので、愛犬と過ごす時は好きな場所に連れて行ってあげたり、夜ぐっすり眠れるように散歩に行ってあげるなど、愛犬が喜ぶことをしてあげてください!
まとめ
犬が家の中でしてしまうマーキングを再トレーニングでなおすことはとても難しく、かなりの根気と時間がかかりますし、トレーニングのやり方が愛犬に合った方法なのかを知ることも難しいということがお分かりいただけたかと思います。
どうしてもマーキングをやめさせたい方は、一度ドッグトレーナーの方に相談してみることをおすすめします。
また犬がマーキングをしてしまう理由として分離不安の可能性が考えられます。
愛犬が分離不安かどうかを知るにはペットカメラがおすすめ!
もし愛犬が分離不安であれば、動物病院で診てもらいましょう。
愛犬がマーキングをしていても叱らずに対処することも忘れないでくださいね!
マーキング対策のおすすめの解決策としては
- オムツを履かせる
- 1人になる時間をなるべく減らす
です。
マーキングを完全にやめさせることに注力するのではなく、愛犬にオムツを履かせることで、マーキングをする愛犬と上手く付き合っていければ、飼い主さんの悩みも解消されるのではないかと思います。
もし愛犬が上手くトイレでオシッコできた時は、褒めてあげることも忘れないであげてくださいね!
みなさんも愛犬のマーキングと上手に付き合っていける方法を見つけて、お互いにストレスのない生活を送れるといいですね!